この度、大田東組組長に就任しました、久利町浄賢寺岩根了達です。4年間どうぞ宜しくお願いします。
大田東組は、前期の福間組長「チーム大田東組」ではコロナ過の中ではありましたが、「連続研修」「みんなの寺子屋」「本山参拝」の他、多くの活動をされました事に敬意を表します。また、組全体で問題になっている様々な課題を明らかにして来られました。これらを受け継ぎ、今期4年間は課題を解決するために、僧侶・門信徒が問題点を共有し、「共に語り」「学ぶ」「実践する」ことを通して、明日への第一歩を踏み出したいと考えています。
私たちの生活環境を見てもわかりますように、少子・高齢化・人口減少など様々な問題を抱え、目まぐるしく変化する情報化社会の中で、「人と人との関わりの機会」が極端に減ってきています。また、核家族化が進み、先人たちとともに大切に護ってきた寺院と地域のつながりも希薄になってきています。ここ数年、新型コロナウイルス感染症の拡大以降は、法要や葬儀のあり様も変わり、お念仏のみ教えも伝わりにくくなっていると感じられます。
今年度より【大田東組のスローガン】「つなぎ、つなげる地域とお寺」、【実践目標】「ご縁をよろこび、つどい、つなげる御同朋」としました。
「御同朋の社会を目指す実践運動」の目的達成のため、今後5年あるいは10年先に向かって、取り組んで行く必要があります。
まずは4年間を一つのスパンとして、どのようにすれば課題解決を図ることができるか、4つの流れを考えました。
①問題・課題を探り共有する。(各実践運動担当部、それぞれの課題)
②研修会(学び)の実施。(解決策のヒントを学ぶ)
③実践の取り組み。(具体的な解決方法を実施)
④成果と課題の振り返り。(取組成果の見直しと、今後の方向)
お念仏のみ教えを拠り所にして、門信徒共に課題解決を目指し、共に心豊かに生きることのできる社会、大田東組になるよう活動して行きたいと思っています。出遇い、お念仏のこころを受け摂れるようこのたびホームページを立ち上げることといたしました。わかり易く親しんでいただける内容を目指します。どうぞご覧いただきますようお願い申し上げます。
浄土真宗 大田東組長
岩根 了達
ひらかれたお寺をめざして
社会の課題とかかわっていく
「お寺」「念仏者」のあり方をめざして
「み教え」に学び、門教徒・僧侶ともどもに、全員聞法・全員伝道の基礎をはぐくんでいく部会
「み教え」に学ぶとともに、み教えに基づいて、社会との関わりを考え、念仏者の社会参画活動の基礎を作る部会
「み教え」に学び、社会とかかわっていくお寺を目指し、念仏者としての実践活動をおこなう部会
「御同朋の社会」をさまたげる、社会の課題・問題を学び、念仏者としての具体的社会実践を考え、めざしていく部会
それぞれの部会・部門での「ひらかれたお寺をめざす」活動や取り組みを、組内および社会に発信していく部会
上記の各部会・部門が「実践活動」の計画や方針に沿い、スムーズに運営できるよう、基軸となって働きかけていく部会